
室田日出男さん(1937年~2002年)は、北の国から’98時代にシュウの父・小沼周吉役で出演されました。本日6月15日は室田日出男さんの命日です。2002年6月15日、北の国から2002遺言が放送される少し前、ご逝去されました。
室田日出男さんは東映出身、脇役・斬られ役として出演していた大部屋俳優でしたが、川谷拓三さんや志賀勝さんらと「いつか主役を食う」ことを夢見て「東映ピラニア軍団」を結成しました。そこに倉本聰先生らが「おもしろい」と目をつけドラマに起用したことで有名になり、ピラニア軍団ブームが訪れました。
今回は室田日出男さんが出演した倉本聰脚本の全9作品を紹介します。
◇6羽のかもめ(1974年~1975年)

第16話「扶養家族」 ショックの定と呼ばれている強面のヤクザ、実はトルコで働いている奥さんのヒモで扶養家族に入っているという切なくも笑える話でした。放送当時「本物のヤクザをテレビに出していいのか」というクレームがテレビ局にあったそうです(笑)
◇前略おふくろ様1,2(1975年〜1977年)

深川の鳶集団、渡辺組の小頭の半田妻吉役です。通称「半妻さん」。強面で気性が荒くまわりからは恐れられているが、実は強度のマザコン。利夫(川谷拓三さん)からは「マザーコンプレッサー」とからかわれることも。母親想いの三郎(萩原健一さん)とは相通じるところがあります。
◇幻の町(1976年)

ゆか(桃井かおり)の恋人でトラック運転手しんじ(北島三郎さん)の同僚けんちゃん役です。寝ているところに何度も電話をするなど、ゆかの自分勝手な言動に少しイライラしています。
◇大都会-闘いの日々-第15話「前科者」(1976年)

第15話「前科者」 真面目に働いているのに前科者のため警察に事件との関与を疑われる津山順吉を演じました。哀愁漂う演技にも注目です。最後は悲しい結末でした。
◇うちのホンカン第3作(1976年)第4作(1977年)

ホンカン(大滝秀治さん)の上司の警察官・板垣豪介役です。ホンカンの娘(仁科明子さん)と結婚することになり挨拶に来るシーンです。職場では上司と部下、家庭では義理の親子となるので、その気まずさといったらたまりませんね。酔っ払ったホンカンに「豪介」と呼ぶのか「課長」と呼ぶのかと聞かれ、困っている豪介役の室田日出男さんです。
◇駅 STATION(1981年)

森岡茂(指名22号)・殺人犯役です。逃走中に検問で警察官の相馬(大滝秀治さん)を射殺します。うちのホンカンではご挨拶に行っていたのに・・・。
写真は、桐子(倍賞千恵子さん)のアパートに潜んでいたところ、訪ねてきた英次(高倉健さん)に射殺されたシーンです。
◇ライスカレー(1986年)

ブンタ(布施博さん)とリス(藤谷美和子さん)の兄、川床金次役です。酒癖が悪く酔うと首を振り出し、暴れ出します。大乱闘シーンなんかは室田日出男さんの本領発揮といった感じです。個人的には、信吉(田中邦衛さん)との掛け合いシーンもおもしろくて好きです。
◇時計 Adieu l’Hiver(1986年)

映画のカメラマン川井慎吉役です。早見夕子(中嶋朋子さん)のスケートが上達しないので、これ以上撮影を続けるのは無理だと監督の木谷大介(永島敏行さん)に意見しているシーンです。
◇北の国から’98時代(1998年)

シュウ(宮沢りえさん)の父・小沼周吉役です。純(吉岡秀隆さん)のご挨拶シーンでのコーヒーカップカタカタだったりカラオケ好きだったり、無口だけど憎めない人柄でした。ちなみに「ぼくらの七日間戦争(1988年)」にホームレス役で出演、宮沢りえさんとの共演シーンもあります。気になる方は見てみてください♪
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