挿入歌(長渕剛)

長渕剛さんの曲は全3曲、北の国からの挿入歌として使われています。脚本家の倉本聰先生が長渕剛さんの曲を気に入ったそうです。3曲ともシナリオ本に曲名が記載されています。


♪乾杯
1980年9月5日発売 3rdアルバム「乾杯」収録
’89帰郷、東京へ行く勇次を見送る螢、富良野駅のシーン他

かたい絆に 思いをよせて
語り尽くせぬ 青春の日々
時には傷つき 時には喜び
肩をたたきあった あの日
あれから どれくらいたったのだろう
沈む夕陽を いくつ数えたろう
故郷の友は 今でも君の 心の中にいますか

乾杯!今君は人生の
大きな 大きな 舞台に立ち
遥か長い道のりを 歩き始めた
君に幸せあれ!

キャンドルライトの中の二人を
今こうして 目を細めてる
大きな喜びと 少しのさみしさを
涙の言葉で歌いたい
明日の光を 身体にあびて
ふり返らずに そのまま行けばよい
風に吹かれても 雨に打たれても
信じた愛に 背を向けるな

乾杯!今君は人生の
大きな 大きな 舞台に立ち
遥か長い道のりを 歩き始めた
君に幸せあれ!

乾杯!今君は人生の
大きな 大きな 舞台に立ち
遥か長い道のりを 歩き始めた
君に幸せあれ!

出典:乾杯/作詞:長渕剛・作曲:長渕剛


♪女よ、GOMEN
1990年8月25日発売20thアルバム「JEEP」収録
’92巣立ち、東京、純が働くGSに小学校の同級生の中井が客として訪れるシーン

今にみてろと雨にはじかれながら
しょっちゅう伏し目がちの昨日を破りすててきた
4、6時中 貧乏ひまなし 頭もはげるほど
頑張れば 頑張るほど イラついていた

いたずらに女に惚れてきたわけじゃねえ
考えてみりゃ女にゃ謝りっぱなしだった
煮ても焼いても 食えねえ 俺ら ごろつきに
やわらかい肌で 明日をみさせてくれた

女よ GOMEN GOMEN!
女よ GOMEN GOMEN!
100年たっても 1000年たっても Wow Wow
俺らお前に 謝りっぱなしさ

馬鹿か利口かケジメのつかねえ夜だった
夢にしばられ おまけに てめえの首までしめちまい
一生 嘘でかためてやれと俺らひんまがりゃ
向こう見ずの乱暴者とまたののしられた

バカがつくほど正直に街の空を仰いだら
すれ違う友は 俺の前から遠去っていった
夢と暮らしのゴッタ返しのざわめきの真ん中で
俺には やっぱり お前しかいなかった

女よ GOMEN GOMEN!
女よ GOMEN GOMEN!
100年たっても 1000年たっても Wow Wow
俺らお前に 謝りっぱなしさ

女よ GOMEN GOMEN!
女よ GOMEN GOMEN!
100年たっても 1000年たっても Wow Wow
俺らお前に 謝りっぱなしさ

出典:女よ、GOMEN/作詞:長渕剛・作曲:長渕剛


♪西新宿の親父の唄
1990年8月25日発売20thアルバム「JEEP」収録
’92巣立ち、丸太を売り、家を石で造り自分で井戸を掘ると言う五郎が中畑の前で歌うシーン他

続けざまに苦しそうなせきばらいをしてた
西新宿の飲み屋の親父が昨日死んだ
「俺の命もそろそろかな」って
吸っちゃいけねえ タバコふかし
「日本も今じゃクラゲになっちまった」って笑ってた

わりと寂しい葬式で春の光がやたら目をつきさしてた
考えてみりゃ親父はいい時に死んだのかもしれねえ
地響きがガンガンと工事現場に響きわたり
やがて親父の店にも新しいビルが建つという

銭にならねえ歌を唄ってた俺に 親父はいつも
しわがれ声で俺を怒鳴ってた
錆ついた包丁研ぎ とれたての鯛をさばき
「出世払いでいいからとっとと食え」って言ってた

「やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ」
66の親父の口癖は「やるなら今しかねえ」

古いか新しいかなんてまぬけな者たちの言い草だった
俺か俺じゃねえかで ただ命がけだった
酒の飲めない俺に無理矢理とっくりかたむけて
「男なら髪の毛ぐらい短く切れよ」ってまた怒鳴った

西新宿の飲み屋の親父に別れを告げて
俺は通い慣れた路地をいつもよりゆっくり歩いてる
すすけた畳屋の割れたガラスにうつっていた
暮らしにまみれた俺が一人うつっていた

「やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ」
66の親父の口癖は「やるなら今しかねえ」

「やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ」
66の親父の口癖は「やるなら今しかねえ」

やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ
やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ

出典:西新宿の親父の唄/作詞:長渕剛・作曲:長渕剛


長渕剛アルバム一覧
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