東京ロケ地シリーズ第22弾

SNSでも発信しましたが、2022年1月16日(日)東京都新宿区内にある令子のアパートを訪れたところ、まさかの解体の事実を知るところとなりました。とてもショックで一瞬立ち止まってしまいました。残念なことですが、今回の投稿は感謝の気持ちも込めて、「令子のアパート」特集とします。

北の国からファンの方に改めて説明する必要はないかと思いますが・・・。令子のアパートは、五郎が純と螢を連れて富良野に帰った後、一人で住んでいるという設定のアパートです。しかし、令子本人が実際にこのアパートで暮らしているシーンというのはないのです。
登場するシーンを挙げてみます。連続ドラマ第13回と第14回では、東京に来た純と雪子が令子のアパートに滞在します。連続ドラマ第23回では、令子の葬儀の前後の名シーンの舞台となります。

まずは連続ドラマの映像から「令子のアパート」を振り返ってみます。

 

現場に一週間行ってくださったそらちさんから写真のご提供をいただき、解体の様子を振り返っていきます。1月16日夜の写真1枚はYさんからのご提供です。

2022年1月16日(日)

2022年1月17日(月)

2022年1月18日(火)

2022年1月19日(水)

2022年1月20日(木)

2022年1月21日(金)

2022年1月22日(土)

 

2021年に撮影した工事前の写真2枚です。

2021年4月撮影
2021年11月撮影

 

今回の件は誠に残念ですが、「形あるものはいつかはなくなる」「変わらないものはない」ということを令子のアパートが教えてくれたような気がします。

最後に『平家物語』の一節を掲載して、本投稿を閉じたいと思います。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ。
※『平家物語』第一巻「祇園精舎」より

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