東京ロケ地シリーズ第60弾

東京ロケ地で雪子のアパートといえば’89帰郷で純が居候していた新宿区にある区営戸山一丁目アパート15号棟とその前にある電信柱が有名ですが、今回の投稿はそれとは別で’87初恋の雪子のアパートになります。

北の国から’87初恋より
雪子
 子どものおしめをかえている。
雪子の声「こっちは変わりありません。大介も順調に育っています。最近は少し、あなたに似てきたような気がするの。さて」


 雪子、手紙を書いている。
雪子の声「あなたの手紙、何度も読みました。東京に出て定時制に入りたいっていう話、しっかりした考えでびっくりしました。
おばさんとしては、基本的に賛成です。なくなったあなたのお母さんも高校は何とか東京へって、生前いつも言ってたことですもの。
ただー。
父さんに黙ってとび出すってのは反対」

※「北の国から’87初恋」倉本聰 理論社 P116〜117より引用

純への手紙を読む雪子の声、雪子が大介のおしめをかえ手紙を書いているシーンで雪子のアパートの外観が映ります。この場所が都営住宅南田中アパート2号棟ということが判明しました。

とてもマニアックなロケ地ですが、探そうとして見つけたのではなく偶然の発見でした。倉本先生脚本のドラマ「君は海を見たか/フジテレビ版1982年」を見ていて気づきました。主人公の増子一郎(萩原健一さん)が、息子の正一(六浦誠さん)、妹の弓子(伊藤蘭さん)と住んでいるのが都営住宅南田中アパート1号棟で、北の国から’87初恋を見たときに似ている建物だなと思っていました。

Googleマップストリートビュー 奥が雪子のアパート・都営住宅南田中アパート2号棟
北の国から’87初恋より
2026年8月1日撮影

‘87初恋の映像と実際の建物を比べてみると、アパートが5階建て・ベランダや窓の形・遠くに見えるビル・映り込んでいる電車の走行方向など特徴が一致しています。成長した木で見えなかったはずの電車が、高架化されているので同じ位置の上に見えました。

映像を見ると走っている電車がよく分かります。西武池袋線をよく利用していたそらちさん、鉄道に詳しいくまげらさんにも確認していただいたところ、西武鉄道の特急列車レッドアローの特徴(窓の大きさ・先頭車の特急名称が光る)と一致しているとのことでした。

その後、「君は海を見たか/フジテレビ版1982年」の第3話を見直していると、北の国から’87初恋の雪子のアパートの映像とまったく同じシーンを見つけました。プロデューサーが中村敏夫さん、演出が杉田成道さん・山田良明さんなど北の国からと同じスタッフさんが制作したフジテレビのドラマなので、映像を使いまわしたのではないかと想像します。

 

北の国から’87初恋より

雪子からの手紙の封筒を見ると「東京都中野区高円寺南2-7-9」という架空の住所が書いてあります。そもそも高円寺は杉並区ですし、今回発見した場所とは全然違います^^;

北の国から’87初恋より

これもマニアックな情報ですが、大介の初登場シーンです!大介といえば、’92巣立ちや2002遺言のイメージがありますが、’87初恋にも登場しています!(^^)!

北の国から’87初恋に東京ロケ地があったことも驚きですし、マニアックな発見が多い投稿となりました。

<ロケ地情報>

雪子のアパート(’87初恋) ’87初恋。純への手紙を読む雪子の声。雪子が大介のおしめをかえ、手紙を書いているシーンで雪子のアパートの外観が映る。都営住宅南田中アパート2号棟。

 

【関連ページ】

東京ロケ地
https://kitanokunikara.blog/loca-tokyo/

 

←第59弾  第61弾→