東大前の喫茶ルオー☕︎

2026年4月11日撮影

東京大学本郷キャンパスの正門前にある喫茶ルオーに行ってきました。

倉本聰先生が東大時代によく行っていたという喫茶店です。学校にはあまり行かず、喫茶ルオーで映画や芝居の話などをしていたそうです。このことを「大宮エリーの東大ふたり同窓会」(大宮エリー著 朝日新聞出版)の対談で話されています。

詳しくはこちらの記事をお読みください。
https://dot.asahi.com/articles/-/5200#

「破れ星、流れた」にも以下のように書かれています。

 一体僕は大学というものを、どういう所だと思っていたのだろう。
 本郷へは行った。行くには行ったが赤門へは入らず、赤門近くのルオーという喫茶店の奥の席に陣取って、シェイクスピア、チェホフ、モリエール、ラシーヌ、古典戯曲をひたすら読み耽った。白水社が出した「現代世界戯曲選集」も読んだ。ついでにソフォクレス、エウリピデス、アイスキュロス。ギリシャの三大悲劇詩人の戯曲たちもかじった。

※「破れ星、流れた」倉本聰 幻冬舎 P274より引用

東京大学入学後、3年次に文学部美学科に進んだ倉本先生は講義で聴いた”美は利害関係があってはならない”いう言葉に「目から鱗が音をたてて落ちた」と話されています。映画「海の沈黙」の核になる言葉です。

また、倉本先生は東大時代を振り返り、美学科を吹きだまりのような場所だったと話されています。倉本先生の東大時代の話を知れば知るほど、東京大学への寄付者インタビュー東京大学美学芸術学研究室のホームページに倉本先生の名前やインタビューが載っているのはなんだか不思議な感じがします(;^ω^)

 

喫茶ルオーに入り、看板メニューのセイロン風カレーライスとコーヒーを美味しくいただきました。写真を撮り忘れたので、喫茶ルオーのインスタをご覧ください。

2026年4月11日撮影

オーナーの息子さんで店の3代目の方から少しお話を聞くことができました。創業は1952年で創業者が画家兼絵のコレクターでもあったことから、東大赤門近くで画廊喫茶としてスタートしたそうです。創業者から倉本先生が店によく来ていたこという話は聞いていたそうです。

2026年4月11日撮影

1980年に現在の東大正門前に移転し今にいたります。コーヒーカップ型のくりぬきのある椅子をはじめ、家具や調度品は創業当時のものを大切に使い続けています。

2026年4月11日撮影

階段を2階に上がるとすぐ目の前にルオーの絵画(レプリカ)が飾ってありました。

 

倉本聰脚本のドラマ「拝啓、父上様(2007年)」に喫茶ルオーという名前が出てくるのをご存知でしょうか?

北の国から2002遺言ではコンビニの店長役だった久保隆徳さんが、喫茶店のマスターを演じています。その喫茶店の名前が「ルオー」といいます。オーナーの息子さんにそのことを話したら、お客さんに教えてもらってご存じでした。

拝啓、父上様 第1話より

※喫茶ルオーは「拝啓、父上様」のロケ地ではないそうです。

 

古き良き昭和を感じることができる素敵な喫茶店でした。お近くにお越しの際は行ってみてください。

喫茶ルオー
〒113-0003 東京都文京区本郷6丁目1−14

喫茶ルオーのインスタグラム
https://www.instagram.com/kissa_rouault

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