LINEオープンチャット「北の国から好きな人集まれ〜↑」で好きなシリーズについてアンケートをとってみました。回答者は11人、9つの選択肢の中の半数程度の回答をお願いしました。回答者の皆さん、ご協力ありがとうございました。

◇連続ドラマ 8票 ★★★★★★★★
◇’83冬 2票 ★★
◇’84夏 4票 ★★★★
◇’87初恋 5票 ★★★★★
◇’89帰郷 6票 ★★★★★★
◇’92巣立ち 4票 ★★★★
◇’95秘密 3票 ★★★
◇’98時代 3票 ★★★
◇2002遺言 2票 ★★
結果を見ると、やはりトップは連続ドラマでした。そもそも連続とスペシャルを同じアンケートで比較するのもどうかなとは思っていたのですが、納得の結果でした。
ただ、今回のアンケートは票数によって作品の優劣をつけたものではないことはご理解いただきたいと思います。私はこの2年、snsを通じて多くの人と北の国からについて話してきました。そこで思ったのでは、好きなシリーズや感動したシーンというのは、その人の人生や生き方が大きく影響しているということです。家族や友人・恋人との出会いと別れ、学業・恋愛・就職・結婚など様々な経験が、北の国からというドラマとリンクし、より大きな感動が生まれるのだと思います。みなさんのそれぞれの思いは尊重いたします。
スペシャルでは’89帰郷に多くの票が集まりました。なんでだろう??と思いまして、正しいかどうかは分かりませんがその理由について考えたことを書きます。
これはあくまでも私の考えなのですが、北の国からを大まかに2つに分けるとすれば、連続ドラマ~’87初恋が第1部、’89帰郷~2002遺言が第2部とすることができるのではないでしょうか?この2つの分け方ですが、第1部は純と螢が麓郷で五郎と暮らした小・中学生の時期、第2部は純と螢が麓郷から離れ自分たちの人生を歩んでいく時期と言えるのかと思います。
生活の変化だけでなく、五郎の純や螢に対する接し方も変わったと感じました。特に純に対しては、’87初恋までは自分の感情を露わにすることが多かった気がします。’89帰郷からは大人として接するようになったと感じました。螢に対しては’89帰郷以降は若干の遠慮のようなものも感じられました。

’89帰郷には多くの名シーンがあります。特に五郎が風呂に入っているときの螢や純とのやり取り、オープニングとラストで出てくる炉ばたで中ちゃんと飲んでるシーンが印象的です。純や螢の成長を喜ぶ気持ちと2人が自分の元を離れていく寂しさがあふれているように感じました。
長くなりましたが、’89帰郷は黒板家の転換期であり、それにともなって3人の複雑な心情が見事に表現された回だったので、多くの票が集まったのだと思いました。最後までお読みいただきありがとうございました。
あっ!そういえば、吉岡秀隆さんも’89帰郷が好きなようですね(^o^)