北の国から連続ドラマ第21回、草太がボクシングの試合をするシーンを撮影した後楽園ホールに行ってきました。ストーリー上、純と雪子はボクシングの試合を見るために札幌に行っていますが、『獨白2011年3月「北の国から」ノーツ 倉本聰著』には東京の後楽園ホールで撮影が行われたと書かれています。
今回は地元の友達TACKさんにお付き合いいただきました。TACKさんはボクシング観戦が好きで、この後楽園ホールにも何度か来たことがあるそうです。今回は、私の北の国からロケ地巡りと目的が一致したので😂ご一緒することになりました。私自身は初めてのボクシング観戦でしたので、いろいろ解説していただきました。
まずは試合の前に、会場の撮影シーンの確認から(^^ゞ
ボクシング開始シーンと可能な限り同じアングルで、リングの南西側から北東側を撮影しました。
青コーナーと赤コーナーの位置が反対になっていますが、会場のスタッフさんに聞いたところ、位置は興行の主催者が決めることで、青コーナーと赤コーナーの位置に特にきまりはないそうです。
上のシーンを見ると、座席に「北」の文字が見えますので、青コーナーの草太は北東側にいたことになります。「北の国から」だから「北」側にしたという訳ではないと思いますが･･･(;^ω^)
試合後に純と雪子がつららに会った通路の場所も判明しました！西通路になります。
会場のスタッフさんに「西北➡」の案内板について確認しました。リングや座席などの設備は変わっているそうですが、建物のつくりは1980年頃のままだそうです。画像を見せたところ、この通路で間違いないのではとのことでした。
通路の反対方向を撮影しました。「非常口」の場所は変わっていないそうです。
東通路には、1974年WBCライト級チャンピオン ガッツ石松さんのプレートも飾ってありました！
位置関係をまとめると上の図のようになります。後楽園ホールのサイトに掲載されている施設・座席案内図を利用させていただきました。
肝心のボクシングの試合ですが合計６試合行われました。
第１試合、初めてのボクシング観戦でしたので、ボクサーの息づかいやパンチの音の迫力に圧倒されました。
第２試合は観戦した中で唯一のKOで勝負が決まった試合でした。KOされた選手は体がフラフラの状態で赤コーナーに戻りイスに座ったのですが、イスにもうまく座れず足元から崩れ落ちてしまいました。オレンジ色の担架がリングに運ばれてきました。とても心配な状況でしたが、スタッフさんに抱えられ歩いて退場されました。その後、会場で元気な姿を見ることができたので大事には至らなかったようです。
不謹慎ですが、KOされて担架で運ばれた草太兄ちゃんのシーンを思い出してしまいました。ボクシングの迫力と共に、自分の生活と命をかけたボクサーの大変さを肌で感じることができました。
結果は以下とおりです。（敬称略）
WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U－NEXT（2024年7月6日）
第１試合・スーパーフライ級（東日本新人王戦）
○大橋昌彦（角海老宝石） 判定2-0 ×江崎由（横浜光）
第２試合・フライ級（東日本新人王戦）
○佐野篤希（伴流） KO ×鈴木丈太朗（帝拳）
第３試合・110ポンド契約
○高見亨介（帝拳） 判定3-0 ×ウラン・トロハツ（中国）
第４試合・スーパーバンタム級
○村田昴（帝拳） TKO ×ブライアン・ジェームス・ワイルド（フィリピン）
セミファイナル・フェザー級
○マイケル・カサマ（フィリピン） TKO ×金子虎旦（帝拳）
ファイナル・ライトフライ級10R
○岩田翔吉（帝拳） TKO ×ジャージール・トリニダード（フィリピン）
※ボクシングの試合の動画撮影は禁止されておりますが、静止画の撮影・SNS等の投稿については問題ないことをスタッフさんに確認しています。
【参考サイト】
後楽園ホール
https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/
【関連ページ】
連続第21回出演者
https://kitanokunikara.blog/actor-renzoku21/
東京ロケ地
https://kitanokunikara.blog/loca-tokyo/
北の国からマニア通信 