北の国からの台詞に出てくる有名人・著名人についてまとめました。
連続ドラマ第2回
◇宮沢賢治
→純「何ですか、それ」クマ「(ちょっと照れて)宮沢賢治」
連続ドラマ第3回
◇静御前
→女「理事長の奥さんよォ。静御前よォ。静御前がコソコソ開いてさァ(店内の笑い)」
◇北島三郎
→清吉「『なみだ舟』って歌―知っているかね」
→清吉「北島三郎が―流行ってた」
連続ドラマ第4回
◇ハイ・ファイ・セット
→語「あのころ母さんはハイファイセットという歌のグループに凝っており、父さんが夜勤で帰ってこない日はいつもそのレコードをきいており」
連続ドラマ第8回
◇八代亜紀
→正吉「なんてったって今年は八代亜紀だ。八代亜紀のコレだ。(手ぶり)コレだコレ」
◇小林幸子
→純と正吉が酒を飲んでいると杵次が帰って来る。あわててTVをつける正吉、TV番組の漫才から「小林幸子」の名前が聴こえる。
連続ドラマ第11回
◇春日八郎
→刑事「八ちゃんか!(鼻唄を歌う)」
連続ドラマ第13回
◇YMO
→長髪男子「テープさぁどういうの持ってる?」メチャンコ男子「テープはねえYMOとかねえ、それからねえイエロー・マジック・オーケストラとかねえ、それからねえ…」ゆたかくん他一同「同じじゃねえか」タカシ「俺ねYMOのテープねぇ2・3本しか持ってねぇよ」メチャンコ男子「メチャンコ持ってるメチャンコ」※映像のみ・シナリオ本未掲載
連続ドラマ第14回
◇水前寺清子
→螢「だって鼻唄うたってたわ!」純「そうそう三百六十五歩のマーチ!」正吉「宇宙人が水前寺清子なンかうたうか!」
連続ドラマ第15回
◇尾花高夫
→杵次が廃屋に来る前のシーン。ラジオ放送の野球中継から「尾花投手」というアナウンサーの声が聞こえる。元プロ野球ヤクルトスワローズ投手の尾花高夫さん。
連続ドラマ第16回
◇中島みゆき
→みどり「中島みゆきの“異国”って歌知ってる?」五郎「いや」みどり「何ともたまンない歌なンだよね」五郎「―」みどり「忘れたふりをよそおいながらも、靴をぬぐ場所があけてあるふるさと―ってさ」五郎「―」みどり「中島みゆきっていくつなンだろ」五郎「―」
連続ドラマ第19回
◇石原裕次郎
こごみ「二人でうたお。あ、あれがいい。銀座の恋の物語。知ってるでしょあれなら」五郎「いやきいたことは」ママ「銀座の恋の物語ね。OK、石原裕次郎さん。(かけに行く)よかったね裕ちゃんよくなって」
◇高中正義
◇開高健
→五郎の声「カイコウ―ケンか」こごみの声「トチ狂ってるのいま開高健に。開高健と高中正義」五郎の声「高中正義って作家は知らねえな」こごみの声「高中は音楽よ。すてきよ。きかす」
連続ドラマ第21回
◇開高健
→和夫「お前こないだ、―豚舎の事務所で、―開高健の随筆読んどったべ」五郎「(クックッ笑い出す)中ちゃんコラちょっとたまげだゾ。お前の口から開高健なンて、高級な名前きくたァ思わなかったもな。アハハハハハハ。よく知ってたね開高健て名前」
→和夫「富良野の本屋じゃ結構ここンとこ、開高健が売れてンでないかい?」
‘83冬
◇榊原郁恵
→純「(うんざり)あのさア!紅白静かにきかしてくんない⁈今郁恵ちゃんうたってるンでしょうに!」
‘87初恋
◇高倉健
→れい「純くんて無口ね」純「―」れい「高倉健みたい」語「ヤッタゼ!」れい「顔はぜんぜん似てないけど」純「―うン」
◇尾崎豊
→れい「純君、音楽きく?」純「好きだよ」れい「だれが?」純「尾崎豊」れい「本当!?私も狂ってンの!ユタカの何好き?」純「15の夜とか」れい「最高!」純「セブンティーンズマップとか」れい「シェリー」純「ああ」れい「それに卒業」純「オレも好き」
‘89帰郷
◇宮沢賢治
→勇次「宮沢賢治」螢(ドキン!)勇次「好きなの?」螢「どうして?」勇次「びっくりしたぜ」螢「―」勇次「だってオレもちょうど読んでたンだもン」螢の声「ヤッタァ!」
‘92巣立ち
◇中森明菜
→五郎「アキナ!帰ったぞ!お客さま一緒だ!」雪子「!!―びっくりしたァ!」五郎「中森明菜と住んどると思ったかい?アハハハハ。サ、入れ?」
◇オードリー・ヘプバーン
◇グレコリー・ペック
→語「オードリー・ヘプバーンはきれいだったとか。グレコリー・ペックはアラバマ物語のほうがよかったとか。まぁそんなふうな、どうってことない話だ。でもそうすると何となく二人で、デイトしてるみたいな気になれたンだ」
◇ロバート・デュバル
◇ダイアン・レイン
→トロ子「ア、あれ知ってる!?ロンサム・ダブって」純「知らない」トロ子「四巻物のテレビドラマ。ロバート・デュバルとダイアン・レインが出るの。ものすごくいいから絶対すぐ見て!」
◇高倉健
→語「タマコはぼくの期待を無視して次の映画を選び出したンだ。―南極物語。高倉健主演」
→語「高倉健サンが恨めしかった」
→語「そうして結局ぼくはその午後。健さんの目の前で大人の壁を越えた」
◇長渕剛
→五郎「何ていう唄だ」純「長渕剛の、“西新宿の親父の唄”っていうンです」五郎「うン」純「―」五郎「いい唄だ」
→五郎「〽やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ 六十六のおやじの口ぐせは やるなら今しかねえ」和夫「それが歌か」五郎「(ニヤリ)知らんべ。おくれとるな。ナガミゾツヨシだ」
‘95秘密
◇シンディ・ローパー
→純「お前今日シンディ、連れてくる?」正吉「いいよ部屋使うなら。いつもオレばっか使ってるから」純「うン。じゃ借りる」語「シンディというのは正吉の彼女で。シンディ・ローパーにそっくりだって正吉はいうンだけど」
◇高倉健
◇アイルトン・セナ
→純「そのカラジシってのやめてくださいよ」石上「いいじゃねえか高倉健みたいでさ、ハッハッ」語「カラジシっていうぼくの新しい仇名は、今年の五月アイルトン・セナがあの事故で死んだ時、ぼくが酔っぱらってみんなの前で泣いちゃったからで。―セナで泣いてる唐獅子牡丹って。よくいうよ」
◇村山富市
→五郎「ハハ、けどまァ本当いうと、大事なことは知りたくなくても何となく入ってくる。総理大臣の名前だって―ムラヤマさんでしょ?今。アレ?また変わりました?」
◇尾崎豊
→れい「あのころは尾崎も生きてたのよね」純「―ああ」
◇ダスティン・ホフマン
→純「卒業って映画見ただろう?」れい「見た!ダスティン・ホフマンが結婚式場から昔の恋人奪っちゃう話」純「あれ、やってやろうか」れい「やって!(笑う)」
→語「卒業って映画で、ダスティン・ホフマンが花嫁を式場からさらっちゃうンだけど。おれは黙って見ていただけだった。―ダスティン・ホフマンにおれはなれなかった」
‘98時代
◇シンディ・ローパー
→みどり「でも付き合ってる娘―いるンだろ」正吉「―」みどり「いるっていってたじゃないか。シンディ・ローパーにそっくりだとかいうの」正吉「あれはとっくに別れたよ」
2002遺言
◇山口百恵
→ラジオの声「ご結婚されたのが当時21歳でしょ。そうそう武道館のファイナルコンサート、ぼくも行ったんですけどね。私のわがまま許してくれてありがとう、幸せになりますと最後にマイクをステージに置いたんですよ。いや泣きましたね、あの時は。そうかあれから20年以上経つんですか」

