
いま北の国から、っていうものの『落穂拾い』っていうのをやろうかと思っているんです。舞台でね。
例えば、伊佐山ひろ子のラーメン屋の女がね、黒板一家が帰らないので、ごちょごちょ丸太小屋の話なんかするんで、イライライライラして、最後にその時間ですからって取っちゃう。
「まだ子どもが食べてる最中でしょうが」っていう『北の国から』の中では人気があるシーンなんです。このシーンをね、伊佐山ひろ子を主人公にして書いたらどうなるか。
”泥のついた1万円札”ってあるじゃないですか。
あれ2枚置いてありましたよね。あれ運転手がねホントに貰ったのは3枚なんです。
そういうのを集めて、舞台にして演劇工場でうちの塾生を売り出してやってみようかって思ったんです。
※「倉本聰、90歳のラブレター。~ニッポンのオトナへ、富良野より~ 2025年6月22日(日)BS朝日」より
「倉本聰、90歳のラブレター。~ニッポンのオトナへ、富良野より~ 2025年6月22日(日)BS朝日」の中で倉本先生が話されていました。倉本先生らしい視点だと思いました。どんな物語ができるのか今から楽しみです。北の国からファンならではの想像や妄想が広がるのではないでしょうか?
【関連サイト】
倉本聰、90歳のラブレター。~ニッポンのオトナへ、富良野より~ 2025年6月22日(日)BS朝日
https://www.bs-asahi.co.jp/ninety-loveletter/

