
キタキツネ物語は1978年に公開された日本のドキュメンタリー映画です。前から気になっていた映画です。DVDレンタルして観てみました。

野生のキツネを長時間撮影したドキュメンタリー映画です。きれいごとでは済まされない自然の厳しさや美しさがリアルに描かれています。北の国からの世界観にも通じる映画だと思いました。








キツネの様子をカメラで追い、ナレーションをはさみながらストーリー仕立てで展開していきます。餌が少ない冬の厳しさ、出会い、出産、子育て、子離れ、トラバサミ(罠)、生と死・・・などのエピソードがあります。人によって作られたシーンではないかな??という違和感を受ける場面もありましたが、北の国からファンの方なら何かを感じる映画だと思います。
そもそもどうして「キタキツネ物語」を観たのか?きっかけはやっぱし北の国からです。
「最近、映画では『キタキツネ物語』と『アドベンチャー・ファミリー』がヒットしてます。こういうドラマを北海道を舞台に考えてくれませんか」
って。
俺は言ったよ。
『キタキツネ物語』は、蔵原監督が何年も腰を据えてじっくり撮った作品です。おたくの局に今、そういう時間をかける覚悟がおありですか?
※獨白 2011年3月 「北の国から」ノーツ 倉本聰 P20より引用
獨白にはその後企画者とケンカしながらアイデアを考え「北の国から」が生まれたと書かれています。テレビ局の人の意図と倉本先生のアイデアから生まれたのが「北の国から」だそうです。
そして、「キタキツネ物語」は北の国からの台詞の中にも出てきます(^^)/
恵子「純君」
純「ア!ハイ?!」
恵子「純君ちのほう、いろんな動物がいるンでしょう?」
純「ア、ハイ、います」
タカシ「何がいる」
純「リスとか」
恵子「リス!!ウワァ」
純「キツネ」
ユタカ「見た見た見たゾ、キタキツネ物語!」
※「北の国から 後編」倉本聰 理論社 P15より引用
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